幸運を運んでくれる海の守り神、ホヌとの付き合い方を学ぼう!
「ホヌ」とはハワイ語でウミガメのこと。ホヌはハワイでは古来より神聖な生き物として崇められている存在。サーファーや子どもをサメから守ったという伝説もあることから、海での災厄から身を守ってくれる守護神と言い伝えられ、ハワイアンジュエリーのモチーフとしても人気ですよね。
ハワイには、アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイ・オサガメ・ヒメウミガメという5種類のホヌが生息していると言われています。恐らく多くの方が見たことがあるというホヌは、アオウミガメです。
WWFの公式サイトによると、そんなホヌも近年、タイマイをはじめ絶滅の危機に瀕している種類が大半だそう。その原因は、べっ甲を狙った乱獲もありますが、海洋汚染によることが多いのだとか。
そこで、ハワイ旅行をするなら必ず覚えておきたいのがホヌとの付き合い方。
産卵地でもあり、憩いの場でもあるハワイはホヌにとっても特別な場所です。ビーチで寛いでいたり、海中を泳いでいたりなど、姿を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
ホヌに出会うと写真に収めたくて近づきたくなりますが、その気持ちをグッと堪えましょう。ホヌはとても繊細な生き物。余計なストレスを与えないように、必ず遠くから優しく見守ることが大切です。もちろん、餌づけや接触も絶対NG!
ハワイ州法や連邦法でも、必ずホヌとは最低3m以上距離を取るように推奨されています。違反した場合は罰金が科される恐れもあるので要注意!
自然のままに生活をしているからこそ、海の守り神であり続けるホヌ。そのホヌが何十年後、何百年後も今のままの姿で生息し続けられるように、環境保護と共に、思いやりの精神を持ってハワイ旅を存分に楽しみましょう。
以下では、ハワイ州観光局により推奨されている「レスポンシブル・ツーリズム」についても解説しているので、併せてご覧ください。
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